人間の発汗は、体温を下げるものとして体温調節の機能があります。この体温調節に必要である以上に汗をかく病気を多汗症といいます。
多汗症にはいろいろな原因があるので、その原因に合わせて対応していくことが症状の軽減につながります。多汗症は精神的要因による場合が多いと言われています。不安や緊張、心配ごとなどによるものです。普段からストレスの解消や発散の場をつくること、あまりくよくよしないよう心がけることなどが症状の軽減につながります。とは言っても、ストレスを持たないというのはなかなか難しいことです。あまり無理をせず、自分にとってリラックスできることは何かをみつけ、気持ちの安らぐ時間を多少でもつくれるようにするのは一つの方法です。