過払い金が発生しているかを知るためには、貸金業者に取引履歴の開示をしてもらいます。業者へ問い合わせて電話で請求するか、開示請求書を送付するかどちらかの方法になります。取引履歴には契約日、借入日、返済日、金額が全て記載されており、この記録を基にして引き直し計算をします。引き直し計算とは、これまでの高い利息ではなく、利息制限法の法定利息に基づいた本来の金額に計算し直すことです。引き直し計算ソフトを使えば簡単にできます。この結果により過払い金が発生していれば過払い金返還請求を行い、借金減額の可能性があるなら特定調停や任務整理を行うことになります。