転勤族の家庭の子供であれば、何度かの転校は経験することが多いでしょう。しかしながら、
高校転入生になって転校するというケースは日本では稀なこととして考えられています。高校生ともなると、ある程度自我が形成され、自分の将来について少なからず考えることでしょう。その後就職するにしても、進学するにしても、まさに人生の岐路の直前の時期であり、転校による転入という大きな転機はできるだけ避けたいというのが本音でしょう。しかし、反対に考えると、その転入という出来事をいかに乗り越えるかで大きく成長できるチャンスとも言えるのです。